『地名と風土』第12号が出来ました。
日本地名研究所ニュース 2018年5月10日お待たせいたしました。
2017年度版『地名と風土』がようやく出来上がりました。
特集Ⅰが、「地名と地域ー地理学・地理教育の立場から」で
地理学、地理教育の一線で活躍されている方たちから貴重な
原稿をいただきました。
特集Ⅱは、今回の出雲大会にむけての「山陰、山の陰の地名
と風土」です。
大会前の事前学習としても最適です。
書店にも卸していますので、会員以外の方でも購入できます。
ぜひ手に取ってみてください。
『地名と風土』第12号 2018年3月31日刊
目次
巻頭言 地名研究の聖典、風土記の世界 関 和彦
論文 古代のふる里に足跡を残した異郷の人々を探る 太宰幸子
古代武蔵野の風土と出雲の神々 荒竹清光
「佐渡地名解」新考 長谷川勲
特集Ⅰ 地名と地域―地理学・地理教育の立場からー
特集企画にあたってー編集担当からひとこと 小林 汎
アイヌ語地名併記を求めて二〇年 小野有五
インドシナ半島 外来語地名と民族語地名 蟻川明男
地図と地名―鳥瞰図の魅力からわかること 藤本一美
流山市の歴史的地名改変
―社会人講座「千葉県葛飾地域の歴史と地理」実践からー
相原正義
特集Ⅱ 山陰、山の陰の地名と風土
特集企画にあたって 関 和彦
五十猛の「カラ」について 三井 淳
『出雲風土記』の野代海
―杜(もり)から社(やしろ)への試論― 内田律雄
伯耆国の製鉄とそれに関わる神々と地名 黒田一正
古代、隠岐島前の風土と地名 関 和彦
石見相聞化歌における「浦」と「潟」の考察 川島芙美子
古代山陰道と地名 宍道年弘
連載
地名研究の先達5 都丸十九一と群馬地名研究会 高橋 治
アイヌ語と地名 5 カムイがつく地名 児島恭子
地名学習のすすめ 5 歴史学習における地名(上) 小田富英
地名談話室
大平哲也・菊地恒雄・久保田宏・佐藤壽子・渋谷とめ子・竹本 伸
中葉博文・野本誠一・吉山 治・若林春次
コラム 沖縄の地名と文化 (松永和子)地名から名字の由来を探る(犬丸慎一郎)
『おもしろ半島ちば』の紹介(関信夫)
編集後記
表紙・グラビア写真 板垣宏/文 関和彦
編集委員会 責任編集 関 和彦
編集長 小田富英
委員 小林汎・菊地恒雄・鈴木茂子・高橋 治・犬丸慎一郎