『地名と風土』第18号が出来上がりました。
お知らせ 2025年7月18日今年も、『地名と風土』発行できました。
昨年の伊賀大会の記録集に加え、伊勢、熊野を視野に入れての特集と、論文、連載、書評、コラムと内容豊富な一冊となりました。
ぜひ話題にしてみてくださぃ。
目次は以下
『地名と風土』第18号 目次 2025/7/15発行
グラビア 秘蔵の國伊賀の地名
巻頭言 地名研究の躍動と衰退―伊賀から遠野へー 金田久璋
論文 1930年代の方言蒐集・研究ネットワークの一断面
―方言・民俗研究者・橘正一の方言調査カードを起点としてー神川 隆
地名が語る横浜・川崎の古墳時代と渡来人 荒竹 清光
仙台藩ゆかりの製鉄地と地名」 太宰 幸子
妖怪と地名 小松 和彦
特集 伊賀・伊勢・熊野の地名と風土
風の森にて
ー古代製鉄遺跡と『青銅の神の足跡』を歩く 金田久璋
日本各地の「伊賀」地名 山田雄司
地名と歌―山中智恵子の地名歌― 中路正恒
あれこれ尾鷲の地名 松永洋一
文献史学・考古学・古代文学・民俗学のあいだ
―比自支和気・遊部伝承をめぐる断章― 穂積裕昌
地名からみる家康伊賀越え 池田 裕
垂園森・哀園森からみる歌枕 辻 喜嗣
地名と狼
―小字に刻まれた動物名称と地域差についてー 高橋 治
多気村丹生俣―伊勢本街道をめぐるあれこれ 三浦佑之
伊勢路・黙契の旅の柳田国男 小田富英
熊野路の柳田国男 米田裕正
伊勢に浮かぶ答志島から日本の未来を考える 今井友樹
連載 地名研究の先達 九 鏡味完二・明克論 大矢良哲
古層脈物語 三 谷川ゆに
地名談話室 吉開潔、吉開さつき、原正巳、須田茂、菊地恒雄
図書紹介 服部英雄著『続・四千人が二千の村で聞き取った四万の地名、しこ名』
小林 汎
コラム 増田 雄・久保田宏・犬丸慎一郎・笠井賢紀