『地名と風土』第14号を刊行しました。
日本地名研究所ニュース 2020年6月8日- 『地名と風土』第14号を刊行しました。
本号は、第39回の利賀村大会に向けて特集「越中・越の中の国の地名と風土」を組み、富山の中葉さんや利賀村、富山民俗の会の皆さんのご協力で質量ともに重厚な内容となりました。
目次は以下の通りです。
グラビア 巻頭言
エッセイ 「近江の大将軍」 岡谷公二
「谷川健一先生の思い出」 松橋由雄
論文 「律令国家によるエミシの全国移配地と蕨手刀」 荒竹 清光
「昆虫地名の由来」 築根 照英
特集 「越中 越の中の国の地名と風土」
「利賀の初午まつりと来訪神」 金田 久璋
「富山県の「谷」地名を探る」 森 俊
「五箇山と利賀の地名の由来」 浦辻 一成
「万葉集に残された地名」 関 隆司
「砺波地方の城館と地名」 野原 大輔
「越中高岡町の町名由来と高岡市」 晒谷 和子
「加賀藩におけるの十村組と郷庄保」 野積 正吉
「曼荼羅風土記―立山信仰と地名―」 佐藤 武彦
「富山の山の神と山の怪異」 石垣 悟
「廃村した山村の地名」 加藤 享子
「富山の自然地名を歩く」 中葉 博文
「富山のくすり、その歩み」 二日市健一
「富山のライトレ-ル(LRT)と地域再生の取組み」小山 昌矩
「柳田国男ゆかりの富山の土地と人」 小田 富英
連載 「地名研究の先達 ⑦ 池田末則」 中葉 博文
「アイヌ語と地名 ⑦ヘロキカルシをめぐって」 児島 恭子
コラム 「追悼 関和彦先生」犬丸慎一郎、「砺波の不風堂」菊地 恒雄、
「布橋灌頂会」久保田宏、「黒部川」村瀬紀生、「城端線」福田行高
地名談話室 相場紀子、井口利夫、岡田正彦、水津幸一、永田良茂、延島冬生
以上206ページの大冊となりました。
今号は書店に卸していませんのでお求めは、研究所へ。